みなさん、こんにちは!浦元です。
昨日は、外接円の直径と向かい合うペアを結ぶ「正弦定理」をマスターしましたね。
今日は、正弦定理と並ぶ図形問題の主役……
【余弦定理(よげんていり)】を完全攻略しましょう!
“余弦定理とは、中学で習った「三平方の定理」をあらゆる三角形に拡張したもの!”
📐 垂線を下ろして三平方の定理を使うだけ!
三角形 ABC の頂点 C から底辺 AB に垂線 CH を下ろしてみます。
火曜日に学んだ「辺の長さを抜き出す技」を使うと、各パーツの長さが一瞬で分かります。
右側にできた直角三角形 BCH に着目して、三平方の定理を使ってみましょう!
💡 直角三角形 BCH における三平方の定理
a² = (高さ CH)² + (底辺 HB)²
それぞれの長さを代入すると:
a² = (b sin A)² + (c - b cos A)²
a² = b² sin²A + c² - 2bc cos A + b² cos²A
ここで b²(sin²A + cos²A) = b² × 1 = b² とまとまるので……
a² = b² + c² - 2bc cos A
🌟 90°のときは三平方の定理そのもの!
もし角 A が 90° だったらどうなるでしょうか?
cos 90° = 0 なので、後ろの「- 2bc cos A」がキレイさっぱり消えて……
(中学で習った三平方の定理そのもの!)
つまり余弦定理とは、「90°以外の角でも三平方の定理を使えるようにした補正版」だったのです!
🔍 正弦定理と余弦定理の使い分け
・正弦定理を使うとき ➔ 「向かい合うペア(向かいの角と辺)」や「外接円の半径 R」が絡むとき!
・余弦定理を使うとき ➔ 「2辺とその間の角」や「3辺の長さ」が分かっているとき!
📌 本日のまとめ
- 余弦定理は「三平方の定理に角度の補正(- 2bc cos A)がついたもの」!
- 2辺とその間の角から、向かいの辺を一発で求められる!
- 変形すれば「3辺の長さから角度(cos)を逆算する」こともできる!
これで今週の三角比講義(火・木・金・土)がすべて完了しました!
来週は、正弦定理・余弦定理を自在に操る「空間図形・測量問題の実戦パズル」へと進んでいきましょう!

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