皆さん、こんにちは!浦元です。
今週から始まった「因数分解」の特訓、手応えはいかがですか?
金曜日の本日は、今週学んだ「最低次数の文字」「たすき掛け」「カタマリの置き換え」の総復習として、
【暗算・観察力強化クイズ】をお届けします!
⚠️ 今回のルール:いきなり手を動かさないこと!
まずは式をじっと観察し、「どの戦略(武器)を使うのが最善か」を頭の中で組み立ててから解いてみましょう。
図を描くときのように、全体を俯瞰する目を持つことが大切です。
🧠 第1問:次数の異なる文字の因数分解(月曜日の復習)
複雑な式に出会ったら、まずはそれぞれの文字の「次数」を観察する癖をつけましょう。
問題: 次の式を因数分解しなさい。
\(x^2 a – x^2 + a – 1\)✅ 第1問のヒントと解答
【思考のプロセス(観察)】
・ \(x\) の最高次数は 2次
・ \(a\) の最高次数は 1次
戦略:最低次数である \(a\) について整理 します!
【解答】
\(a\) がある項とない項に分けます。
\(= (x^2 + 1)a – (x^2 + 1)\)
共通因数 \((x^2 + 1)\) が見えたので、これでくくります。
\(= (x^2 + 1)(a – 1)\) ── (答)
🧠 第2問:戦略的なたすき掛け(水曜日の復習)
たすき掛けは力任せの勘ではありません。「先頭」と「お尻」の数字をじっくり観察です。
問題: 次の式を因数分解しなさい。
\(2x^2 + 7x + 3\)✅ 第2問のヒントと解答
【思考のプロセス(観察)】
・先頭は「2」 ➔ ペアは \(1 \times 2\) のみ
・お尻は「3」 ➔ ペアは \(1 \times 3\) のみ
斜めに掛けて足した合計が、真ん中の「7」になる配置をパズルのように探します。
【解答】
\(2 \times 3 = 6\) , \(1 \times 1 = 1\) ➔ \(6 + 1 = 7\) となるように組み合わせます。
\(= (x + 3)(2x + 1)\) ── (答)
🧠 第3問:共通のカタマリを見抜く(木曜日の復習)
どんなに式が長くても展開は封印。同じ景色の部分を探し出しましょう。
問題: 次の式を因数分解しなさい。
\((x – 2y)^2 – 2(x – 2y) – 8\)✅ 第3問のヒントと解答
【思考のプロセス(観察)】
\(x – 2y\) という全く同じカタマリが隠れていますね。
これを \(A\) と置いて、式をシンプルに変身させます。
【解答】
\(x – 2y = A\) と置くと、
\(= A^2 – 2A – 8\)
\(= (A – 4)(A + 2)\)
\(A\) を元の姿に戻します。
\(= (x – 2y – 4)(x – 2y + 2)\) ── (答)
✨ 浦元先生からの週末メッセージ
今週のクイズはいかがでしたか?
どんな難問に出会ったとしても、すべての解決は『しっかり観察する』ところから始まります。
観察の仕方によって素晴らしい洞察が生まれ、問題の側から解き方を教えてくれるようになります。
土曜日(明日)の講義は、因数分解の応用編として、さらなる「観察の深淵」へ皆さんを案内します。
それでは、素晴らしい週末に向けて、まずは脳をゆっくり休めてくださいね!

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