【第3章 2次関数】第6節:最大値・最小値の正体〜定義域という舞台の上のドラマ〜

みなさん、こんにちは!浦元です。
先週は「平方完成」を使って、一般形から放物線の「頂点」を暴き出す方法をマスターしましたね。

今日からはいよいよ、テストや入試で超・最重要なテーマである「2次関数の最大値・最小値」に入っていきます!

“最大・最小とは、グラフの『一番高い場所』と『一番低い場所』のことである!”

「最大値・最小値」と聞くと難しく思えるかもしれませんが、要するに「y座標(高さ)の限界」を探す宝探しゲームです。


🏔️ 範囲(定義域)がない場合:頂点が絶対王者!

特に $x$ の範囲に制限がないとき、放物線の最大・最小はとってもシンプルです。

① 下に凸のグラフ(a > 0)の場合

谷の底である「頂点」で最小値をとります。
上にはどこまでも伸びていくので、「最大値なし」となります!

② 上に凸のグラフ(a < 0)の場合

山のてっぺんである「頂点」で最大値をとります。
下にはどこまでも落ちていくので、「最小値なし」となります!


🎭 範囲(定義域)がついたとき:ドラマが始まる!

ところが、「$1 \leqq x \leqq 4$」のように $x$ の動き回れる範囲(定義域)が決められると、物語が一変します。

💡 最大・最小を見極める「3ステップ視察術」

  1. 平方完成して、頂点と軸の位置を確定させる!
  2. 指定された範囲(定義域)の中だけに実線を描く!
  3. その「切り取られたグラフ」の一番高い場所(最大)一番低い場所(最小)の$y$座標を目で読み取る!

ポイントは「頂点が範囲の内側にあるか、外側にあるか」です!

頂点が範囲内に入っていれば頂点がチャンピオン(最大または最小)になりますが、範囲の外に追いやられてしまった場合は、両端のどちらかがチャンピオンになります。


📌 本日のまとめ

  • 最大値・最小値とは、グラフの「最も高いyの値」「最も低いyの値」のこと!
  • 範囲があるときは、「頂点」と「範囲の両端」の合計3箇所を比較すれば絶対に失敗しない!

明日の水曜日は、実際に数値を使って「定義域つき最大・最小パズル」を攻略していきます!

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